天然水とRO水はどう違う？

ウォーターサーバーで水を選ぶ際に、天然水を選ぶか、RO水を選ぶかという選択があります。

天然水は文字通り「天然の水」ということが分かりますが、RO水というのは、どのような水のことなのでしょう？

ここでは天然水とRO水の違いについて説明していきます。

天然水とRO水の違い

天然水とは濾過や沈殿、加熱殺菌以外の処理をしていない地下水のことです。

文字だけ見ると「天然のまま」の水のようなイメージですが、実際はろ過や加熱殺菌処理を行っているので、不純物などは取り除かれています。

天然水は身体にとって大切なミネラルを含んでいることが多く、そういった水質のものが厳選されて提供されています。

もともと何百年もかけて自然によってろ過されている場合が多く、最初からある程度きれいな水ともいえますね。

RO水とは採取した水に対して、RO（Reverse Osmosis）膜処理を施した水のことです。

RO膜とは、逆浸透膜ともいい、とても小さな穴があるフィルターのことです。その大きさは0.0001ミクロンほどで、これを通すことで不純物などが取り除かれます。

ただし、天然水にあるようなミネラルなども除去されてしまうので、限りなく純水に近い水といえます。

採水地を問わず、人工的に作ることができるため、ウォーターサーバーなどで提供される際は値段が安いことが多いです。

両方とも安全性は高いです。

当然、安全に飲めるように製造されているため、飲んで何かしらの問題が起こることはありません。

とにかく徹底的に不純物を取り除いたものを、という場合はRO水を、
天然のミネラルを含んだおいしい水をという場合は天然水がオススメですね。

RO水のメリットはとにかく安全であるということです。

RO膜を通すことで99％以上の不純物や有害物質が除去されるので、非常に安全性が高いです。

また、原水を問わずに作ることができるのもRO水のメリットです。どんな水でもRO膜を通すことでRO水にすることができるため、製造の際のコストを下げることができます。

そのため、天然水よりも安いことが多いです。

また、RO水そのものだと味気ないという人のために、人工的にミネラルなどを添加して味をまろやかにしている業者もあります。

RO水は純水に近いため、赤ちゃんのミルクや料理、薬の服用などに適しています。

RO水のデメリットはやはり味です。

有害物質だけでなく、身体にいいミネラルまでもが除去されてしまうので、天然水に比べるとかなり味気ないです。

先に述べたようにそれを補うためにミネラルを人工的に加えている水もありますが、やはり天然水の味の深さに比べると、物足りないことがほとんどです。

高機能浄水器の楽水ウォーターサーバーは、ミネラルを残して浄水するコースと、RO膜を使ってRO水にするコースを選ぶことができます。

赤ちゃんがいるご家庭などは、できるだけ余計な物質がないRO水がいいかもしれませんね。

楽水ウォーターサーバーはどちらのコースでも定額で使えるので、料金を気にすることなく使うことができます。

さらにウォーターサーバーのように温水や冷水を使い分けることができるので、とても便利ですよ。

さらに一般的なウォーターサーバーと違い、出張費用やメンテナンス料金などもかからないため、リーズナブルな料金でRO水を使用することができます。