最近では１人暮らしの人でもウォーターサーバーを使う人が増えています。
ウォーターサーバーだと、いつでもお湯や冷水が使えるため、コーヒーを淹れたり、カップ麺を作るときにもとても便利です。
ただ、利用者の中にはウォーターサーバーの動作音が気になるという人もいるようです。
ウォーターサーバーの音がうるさい原因は何なのでしょうか。
その理由と対策について、解説していきます。
目次
ウォーターサーバーの作動音がうるさい理由
ウォーターサーバーの音がする理由にはどんなものがあるのでしょうか。
コンプレッサーの稼働する音
ウォーターサーバーが冷水をつくる仕組みは主に電子式とコンプレッサー式の２種類です。
電子式はウォーターサーバーの中にある冷水タンクに電気を通すことで、水の温度を下げます。そのため、稼働音はほとんどありません。また、消費電力が少ないため、電気代が気になる人にもオススメです。
ただし、冷却する力がそれほどないため、水を冷やすまでに時間がかかってしまうという一面もあります。
コンプレッサー式は圧縮機を使って冷却用のガスを循環させ、それにより水の温度を下げます。冷却する力が強いため、短時間で水温を下げることができますが、電子式に比べるとかなり稼働音がします。
冷蔵庫もコンプレッサー式のため、冷蔵庫の稼働音を思い浮かべると、どのような音がするのか想像しやすいです。
水を入れているボトルの音
一般的なウォーターサーバーは水が入ったボトルを設置します。
ボトルにもいくつか種類がありますが、ワンウェイボトルだと水が減るにつれて少しずつつぶれていくため、ペットボトルがつぶれるような音がします。
また、何度も使えるリターナブルボトルの場合は、ボトルの中に空気が入る際に「ボコボコ」という音が発生しやすいです。
上ではなく、下部にセットするウォーターサーバーの場合、水を下から吸い上げる際に動作音がするようになっています。
音の共鳴
ウォーターサーバーが床や壁に直接触れていると稼働音が共鳴して、大きく聞こえることがあります。
こういった稼働音の共鳴は、ウォーターサーバーを壁から離すことで解消されることが多いです。
稼働音が強調されていると感じたら、壁や床に接していないかチェックしてみましょう。
ウォーターサーバーの音を抑えるには？
ウォーターサーバーの音を気にならなくするための方法をいくつかご紹介します。
ただし、電化製品である以上、まったくの無音にすることは難しいため、その辺はご了承ください。
ウォーターサーバーを壁から離す
先ほどの述べたように壁や床と接触していると、共鳴して音が気になることが多いです。
そのため、ウォーターサーバーを設置する際は壁や家具から離れた位置に置くようにしましょう。
部屋を広く使うために、どうしても壁際に置いてしまいがちですが、音が気になる場合は、ある程度のスペースを空けることがオススメです。
周りに何もない状態にしていると、かなり音が抑えられることが多いです。
水平な場所に置き防音マットを敷く
ウォーターサーバーが傾いていると、作動音が響いてしまうことがあります。そのため、なるべく水平になるような場所に置くようにしましょう。
フローリングの場合は、防音マットを敷くことで音や振動を吸収してくれるため、音が気にならなくなることが多いです。
ただし、やわらかいマットだと、ウォーターサーバーが傾いてしまうことがあるので注意しましょう。
オススメのウォーターサーバーは？
音が気になりにくいウォーターサーバーとしては、楽水ウォーターサーバーがオススメです。
水道直結型のため、ボトルの音がしません。
また、月額定額のため、飲み水だけでなく、お料理にも使うことができます。
これからウォーターサーバーを購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
