バナジウム水ってどんな水?健康に良い?悪い?注意点は?

水に関する知識

ミネラルウォーターを見ていると「バナジウム水」といった水を見たことがありませんか?

名前は聞いたことがあるものの、具体的にはどんな水か分からない人も多いのではないでしょうか。

ここではバナジウム天然水にはどういった成分が含まれているのか、バナジウム天然水を飲む際にはどんな点に気をつければいいかなどをまとめています。


そもそもバナジウムとは?

バナジウム天然水とは、その名の通り「バナジウム」という成分が含まれているお水のことです。

バナジウムは、海や湖、河川といった水が豊富にある場所や土、植物などに含まれている成分で、ミネラルの一種です。

ミネラルは、カルシウムやマグネシウムといった必須ミネラルと、それ以外のミネラルに分けられます。必須ミネラルは、身体の健康維持に必要な成分のため、しっかり摂取する必要があります。

バナジウムはミネラルの一種ですが、まだ具体的にどんな効果があるのかは解明されていません。そのため、必須ミネラルには分類されていませんが、さまざまな健康効果があると期待されています。

バナジウム水の効果

バナジウム水を摂ることで、血糖値が抑制されたり、脂質の代謝が促進されたり、便秘が改善されたりといった健康効果が期待できます。

ただし、こういった結果は、あくまで動物実験などから得られたものなので、本当に人間に効果があるのかどうかということは明らかになっていません。

バナジウムの摂り方

バナジウムは一度に大量に摂るのではなく、毎日摂取することが推奨されています。

バナジウムはひじきにたくさん含まれているため、バナジウムをしっかり摂りたい人は、ひじきを食べるのがおすすめです。

バナジウム水を飲むときの注意点

バナジウム水は健康効果が期待できるため、積極的に摂りたいところですが、飲む際には、いくつかの注意点があります。

・マグネシウムを摂り過ぎない

・食べ物との食べ合わせに注意する

バナジウム水はミネラルが豊富に含まれている硬水に分類されます。

そのため、マグネシウムが多く含まれていることが多いです。マグネシウムを過剰に摂取してしまうと、下痢などの症状を引き起こすことがあるため、お腹の弱い人は注意しましょう。

また、海藻類や貝類など、バナジウムが多く含まれている食品を食べるときに、バナジウム水を飲むと、バナジウムを摂りすぎてしまうことがあります。

1日の目安として1.8mgを越えないように気をつけましょう。

バナジウム水のまとめ

バナジウム水を定期的に摂ることで、健康効果が期待できます。

ただし、摂りすぎは身体にとってよくないため、注意が必要です。

バランス良くミネラルを摂取し、健康に役立てましょう。

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