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ウォーターサーバーの選び方|失敗しないための比較ポイントと家庭別おすすめタイプ

ウォーターサーバーを調べると、天然水、RO水、浄水型、卓上型、足元交換型など、さまざまな選択肢が見つかります。料金プランも複雑で、何を基準に比べればよいか迷う方は少なくありません。

選ぶときに大切なのは、知名度やキャンペーンだけで決めないことです。水の使用量、交換や給水の負担、設置場所、契約期間まで含めて考えると、生活に合うサービスを絞りやすくなります。

まず「宅配型・水道水補充型・水道直結型」のどれが合うかを決め、その後に月額総額と使い勝手を比べるのが失敗しにくい順番です。

この記事では、ウォーターサーバーを選ぶ前に確認したい10項目を、申し込み前のチェック手順に沿って解説します。

人気の機種が自分にも合うとは限りません。毎日の使い方から逆算して選びましょう。
この記事でわかること
  • ウォーターサーバー3タイプの違い
  • 月額総額を比較する方法
  • 水の種類・交換方法・設置場所の選び方
  • 契約期間や解約時に確認する項目
  • 赤ちゃん・一人暮らし・高齢者世帯別の選び方
  • 申し込み前に使えるチェックリスト
目次

ウォーターサーバーの選び方を30秒で確認

重視すること候補になるタイプ最初に確認すること
天然水を飲みたい天然水の宅配型水代、最低注文数、ボトル交換
ボトル交換をなくしたい水道水補充型・水道直結型給水作業、設置条件、フィルター
料理にも多く使いたい定額制の浄水型浄水能力、月額料金、利用上限
備蓄水を持ちたい宅配型未開封ボトルの期限、停電時の出水
水の消費量が少ない軽量・少量注文型または浄水型注文ノルマ、休止手数料
交換の負担を減らしたい足元交換型・軽量ボトル・浄水型交換位置、容器重量、給水頻度
短期間だけ使いたい契約期間の短いプラン解約金、返却費、残債

最初からメーカーを一社に絞る必要はありません。まず生活に合うタイプを決め、同じタイプの中で2~3社を比較すると、料金や機能の違いが見えやすくなります。

迷ったら「水の入れ方」「1か月の総額」「契約期間」の3つから確認すると整理しやすいです。

最初に決める3つのウォーターサーバータイプ

ウォーターサーバーは、使用する水と給水方法によって大きく3タイプに分けられます。日本宅配水&サーバー協会も、宅配水を使うタイプのほか、水道水を自分で入れる給水型、水道管につなぐ直結型を区分して紹介しています。

比較項目宅配型水道水補充型水道直結型
使用する水天然水・RO水など水道水をろ過水道水をろ過
水の補給ボトルを交換タンクへ手動給水水道から自動給水
料金の傾向使用量に応じて水代が増える月額定額制が中心月額定額制が中心
設置工事基本的に不要基本的に不要必要な場合がある
ボトル保管必要不要不要
備蓄水未開封ボトルを備蓄しやすい別途用意が必要別途用意が必要
向きやすい家庭水の味・備蓄を重視交換なしで幅広く使いたい給水作業もなくしたい

宅配型は水の味と備蓄性を重視する人向け

宅配型は、天然水やRO水の入ったボトルを自宅まで届けてもらう方式です。採水地や水の味にこだわりたい方、未開封ボトルを備蓄したい方に向いています。

一方で、ボトルの交換、配送日の管理、予備ボトルの保管が必要です。水を多く使うほど料金が増えるため、家族の使用量も確認します。

水道水補充型は交換なしでたくさん使いたい人向け

水道水補充型は、サーバーの給水タンクへ水道水を注ぎ、フィルターでろ過して使います。ボトルの注文・交換・保管がなく、月額定額制のサービスが多いため、飲み水だけでなく料理や水筒にも使いやすいタイプです。

ただし、給水タンクへ水を入れる作業と定期的な清掃は必要です。タンク容量が小さいと給水回数が増えるため、家族の使用量に合うか確認してください。

水道直結型は給水の手間までなくしたい人向け

水道直結型は、水道管からサーバーへ自動で給水し、フィルターでろ過します。ボトル交換だけでなく、タンクへ水を注ぐ手間もありません。

設置場所が水道設備の近くに限られたり、分岐部品の取り付けが必要になったりします。賃貸住宅では、工事内容と退去時の原状回復も確認しましょう。

タイプをさらに詳しく比べたい方は、ウォーターサーバーの主な種類も参考にしてください。

失敗しないために確認したい10項目

1.1日に使う水の量

最初に、飲み水・コーヒー・炊飯・料理・水筒など、何に使うかを書き出します。宅配型は使用量によって水代と配送本数が変わるため、1か月に何L必要かを考えることが重要です。

現在ペットボトルを購入しているなら、1週間に使う本数から概算できます。使用量が少ない家庭は注文ノルマと休止手数料、多い家庭は追加注文時の料金と保管場所を確認します。

2.水の種類と味

採水地や自然なミネラル感を重視するなら天然水、不純物をRO膜で取り除いた水を選びたいならRO水、水道水をろ過して使いたいなら浄水型が候補です。

「天然水だから必ずおいしい」「RO水だから味がしない」と一律には判断できません。採水地、処理方法、硬度、加えられたミネラル、使用するサーバーによって味の印象は変わります。詳しくは天然水とRO水の違いで確認できます。

3.毎月の総額

月額料金は、水代またはレンタル料だけで比べないようにします。最低限、次の費用を合計してください。

費用確認内容
水代・月額利用料最低注文数、定額利用料、利用上限
サーバー代無料条件、有料機種、サポート料
電気代通常運転と省エネ運転の目安
送料配送地域、採水地、追加注文時の送料
初期費用登録料、事務手数料、設置工事費
メンテナンス費月額に含むか、訪問時に必要か
休止手数料何日・何回休むと発生するか
解約関連費用解約金、返却費、撤去費、購入残債

比較するときは、初月の割引額ではなく、通常料金で12か月使った場合の総額を試算すると判断しやすくなります。契約期間が長い場合は、期間全体の支払額も確認しましょう。

4.水の交換・給水方法

宅配型では、12L前後のボトルをサーバー上部へ持ち上げる機種があります。12Lの水は約12kgあるため、腰や腕への負担を具体的に想像してください。

  • 上部交換型を無理なく持ち上げられるか
  • 足元交換型ならボトルをしゃがんで入れられるか
  • 軽量ボトルの容量と1Lあたりの料金に納得できるか
  • 補充型の給水タンクを運び、こまめに洗えるか
  • 直結型を希望する場合は設置工事が可能か

5.本体と水の置き場所

本体寸法だけで判断せず、扉やボトルカバーを開く空間、壁から離す距離、受け皿の出っ張り、電源コードまで含めて測ります。

宅配型では予備ボトルと空容器の置き場所も必要です。直射日光、高温多湿、不衛生な場所を避け、床の強度や水平も確認してください。

6.温度と必要な機能

冷水と温水だけでよいのか、常温水、再加熱、エコモード、温度設定、出水量調整が必要なのかを整理します。機能が増えるほど便利になる一方、月額料金や本体サイズ、操作の複雑さが増えることもあります。

赤ちゃんのミルク作りに使う場合は、通常時だけでなくエコモード時の温水温度も確認してください。詳しくは赤ちゃん向けウォーターサーバーの選び方で解説しています。

7.衛生管理とメンテナンス

ウォーターサーバーは、水が触れる出水口、受け皿、給水タンクなどを清潔に保つ必要があります。自動クリーン機能があっても、利用者が行う日常清掃まで不要になるとは限りません。

  • 自分で清掃する場所と頻度
  • フィルター交換の周期と方法
  • メーカーによる訪問メンテナンスの有無
  • サーバー交換の周期と費用
  • 長期間使わない場合の水抜き・再使用方法

日本宅配水&サーバー協会も、衛生状態を維持するために定期的な点検・清掃・洗浄などが重要と案内しています。

8.子ども・高齢者が使う際の安全性

温水を扱うため、チャイルドロックの有無と解除方法を確認します。NITEには、子どもがウォーターサーバーへ触れ、熱湯によるやけどを負った事故が報告されています。

安全機能だけに頼らない
  • 子どもが簡単に温水を出せないか確認する
  • 電源コードや背面へ触れにくい場所へ置く
  • 転倒防止措置と設置条件を取扱説明書で確認する
  • 高齢者が操作を理解しやすいか実機や動画で確認する
  • 熱湯を出した後の蛇口先端にも触れさせない

子どもがいる家庭では、ウォーターサーバーのやけど・事故対策も契約前に確認してください。

チャイルドロックがあっても、子どもがサーバーへ近づけない配置と見守りが必要です。

9.契約期間・解約金・返却条件

最低利用期間はサービスやプランによって異なります。同じメーカーでも、選ぶ機種や割引プランによって契約条件が変わる場合があります。

消費者庁は、ウォーターサーバーについて、説明になかった解約料や、レンタルのつもりが購入契約になっていて残債を請求されたといった相談を紹介しています。契約前に、解約金を含む契約内容と支払総額を確認するよう注意を呼びかけています。

  • レンタル契約か購入契約か
  • 最低利用期間の起算日と更新条件
  • 解約時期ごとの解約金
  • サーバー返却・撤去・梱包にかかる費用
  • 購入プランの場合の分割残債
  • 乗り換え特典を使った場合の追加条件
  • 引っ越しや配送エリア外になった場合の扱い

店頭で声をかけられた場合も、その場で急いで決めず、契約書面と公式サイトの重要事項を照合しましょう。詳しくは店頭でウォーターサーバーを契約する注意点でも解説しています。

10.支払い方法・配送・サポート

希望する支払い方法が使えるか、配送日時を変更できるか、故障時にどこへ連絡するかも確認します。クレジットカードのみのサービスや、地域によって配送・送料の条件が変わるサービスがあります。

支払い方法はウォーターサーバー各社の支払い方法まとめで比較できます。

生活スタイル別の選び方

生活スタイル重視する項目候補
赤ちゃんがいる温水温度、水の硬度、安全性、衛生管理条件を満たす宅配型・浄水型
一人暮らし使用量、置き場所、注文ノルマ、交換重量軽量・少量注文型、コンパクトな浄水型
高齢者世帯操作、交換重量、温水ロック、配送対応軽量・足元交換型、扱いやすい浄水型
料理にも使う月額総額、浄水能力、給水頻度定額制の浄水型
天然水が好き採水地、硬度、送料、配送本数天然水の宅配型
災害備蓄を兼ねる賞味期限、保管、停電時の出水宅配型+非常用コックなど

赤ちゃんがいる家庭

調乳に使うなら、70℃以上の湯を使えるか、水の硬度や成分が粉ミルクの案内に合うかを確認します。チャイルドロック、出水口の清掃、夜間の操作音やランプも見ておきましょう。

一人暮らし

水の消費量が少ない場合、宅配型ではボトルが余ることがあります。注文ノルマ、配送休止、軽量ボトル、本体サイズを確認してください。詳しくは一人暮らしにウォーターサーバーは必要かで判断できます。

高齢者世帯

重いボトルを持ち上げずに使えるか、操作が複雑すぎないか、配送員から受け取れるかを確認します。温水の誤操作を防ぐロックと、転倒しにくい設置方法も重要です。

詳しい確認点は、高齢者におすすめのウォーターサーバーの選び方で解説しています。

水をたくさん使う家庭

料理や水筒まで幅広く使うなら、定額制の浄水型が候補です。ただし、「定額だから無制限」とは限りません。フィルターの総ろ過量、1日の推奨使用量、給水タンク容量を確認します。

具体的なサービスは、浄水型ウォーターサーバー5社比較で確認できます。

災害用の水も備えたい家庭

未開封ボトルを保管できる宅配型は、日常利用しながら備蓄を入れ替えるローリングストックと相性があります。ただし、停電時にサーバーから出水できるか、ボトルへ直接取り付けるコックがあるかは機種によって異なります。

浄水型は断水時に使えない可能性があるため、飲料水は別に備蓄してください。

契約前に行う3ステップ

STEP1.現在の水の使い方と予算を書き出す

1週間の水の使用量、購入費、買い物回数、料理への使用量を書き出します。サーバーを置ける場所も採寸し、ボトル交換を担当する人を決めてください。

STEP2.同じタイプから2~3社に絞る

天然水宅配型と浄水型を無条件に料金だけで比べると、サービス内容の違いが見えにくくなります。まずタイプを決め、同じ条件の2~3社で月額総額、交換方法、機能を比較します。

候補を探すときは、ウォーターサーバー主要メーカー比較を利用すると整理しやすくなります。

STEP3.公式サイトと重要事項説明を確認する

比較記事で候補を絞ったら、最後は各社の公式サイト、料金表、利用規約、重要事項説明を確認します。キャンペーン期間、対象プラン、解約条件は更新されることがあるため、申し込み画面でもう一度確認してください。

口頭説明だけで契約しない

店頭や電話で説明を受けた場合も、レンタルか購入か、契約期間、解約金、支払総額を契約書面で確認します。理解できない項目が残る場合は、その場で申し込まず持ち帰って検討しましょう。

ウォーターサーバー契約前チェックリスト

申し込み前にすべて確認
  • 宅配型・補充型・直結型のどれが合うか決めた
  • 1か月に使う水の量を見積もった
  • 水代・電気代・送料などの月額総額を確認した
  • 交換・給水・清掃を無理なく続けられる
  • 本体、扉、放熱、ボトルを含めた設置場所を測った
  • 必要な温度・機能が揃っている
  • チャイルドロックと設置上の安全対策を確認した
  • レンタル契約か購入契約か理解した
  • 契約期間、解約金、返却費、残債を確認した
  • 注文ノルマと休止手数料を確認した
  • 支払い方法、配送エリア、サポート窓口を確認した
  • 公式サイトと重要事項説明の最新情報を読んだ
この項目を一つずつ確認できれば、料金だけで選ぶよりも契約後のミスマッチを減らせます。

ウォーターサーバーの選び方でよくある質問

ウォーターサーバーは何を最優先に選べばよいですか?

最初に水の補給方法を選びます。天然水や備蓄を重視するなら宅配型、ボトル交換をなくしたいなら水道水補充型、手動給水もなくしたいなら水道直結型が候補です。その後、月額総額と契約期間を比較してください。

宅配型と浄水型はどちらがお得ですか?

水の使用量と求める水によって変わります。使用量が多い家庭では定額制の浄水型が管理しやすく、使用量が少なく天然水を選びたい家庭では宅配型が合う場合があります。初期費用、電気代、解約金も含めて比較しましょう。

天然水とRO水はどちらを選べばよいですか?

採水地や自然な味わいを重視するなら天然水、RO膜で処理した水を選びたいならRO水が候補です。水だけでなく、料金、容器、配送、契約条件を含めて選んでください。

月額料金はいくらまでなら安いですか?

一律の基準はありません。使用する水量とサービス内容が異なるため、水代または月額利用料、電気代、送料、サポート料を合計し、現在の水の購入費や手間と比べることが大切です。

12Lボトルを持ち上げられない場合はどう選びますか?

足元交換型、軽量ボトル、水道水補充型、水道直結型を比較してください。足元交換型でも、床近くでボトルを動かす作業は必要なので、実際の交換動画を確認すると判断しやすくなります。

卓上型と床置き型はどちらがよいですか?

設置場所と水の使用量で選びます。卓上型は省スペースですが、置く台の耐荷重と放熱空間が必要です。床置き型は設置面積が必要な一方、タンク容量や機種の選択肢が多い傾向があります。

契約前に解約金だけ見れば十分ですか?

解約金だけでは不十分です。最低利用期間、サーバー返却費、撤去費、購入プランの残債、キャンペーン特典の返還条件も確認してください。

店頭キャンペーンで申し込んでも大丈夫ですか?

特典だけで判断せず、レンタルか購入か、支払総額、契約期間、解約条件を書面で確認してください。消費者庁もショッピングモールで勧誘されたウォーターサーバーの契約トラブルへ注意を呼びかけています。

まとめ|使い方から逆算すると失敗しにくい

ウォーターサーバー選びでは、知名度や初月の安さよりも、毎日の使い方に合うかを確認することが大切です。

失敗しにくい選び方
  • 宅配型・水道水補充型・水道直結型から選ぶ
  • 1か月の使用量と総額を見積もる
  • 交換・給水・清掃を続けられるか考える
  • 本体だけでなくボトルや放熱空間まで測る
  • 安全機能と設置環境を確認する
  • 契約期間、解約金、返却費、残債を確認する
  • 最後に公式サイトと重要事項説明を読む

まず自分に合うタイプを決め、同じタイプの2~3社を比べると、必要な機能と不要な費用を見分けやすくなります。

候補が決まっていない方は、主要メーカーの比較記事から生活に合うサービスを絞ってみてください。

参考にした公的・業界情報

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