ウォーターサーバーは、表示されている月額料金だけでは本当の負担を比べにくいサービスです。宅配水は使う量に応じて水代が増え、浄水型は水を多く使ってもサーバー料金がほぼ定額だからです。
そこで、1人暮らし、2人世帯、3~4人家族を想定し、主要5社の3年間の基本料金を同じ条件で試算しました。
結論として、毎月36L以上使う家庭では定額制の浄水型が総額を抑えやすくなります。天然水やRO水の味、備蓄性、配送サービスを重視する場合は、金額差に価値を感じるかで判断しましょう。
- 1人暮らし:月24L
- 2人世帯:月36L
- 3~4人家族:月48L
- 利用期間:36か月
- 期間限定キャンペーン、電気代、水道代、地域別送料は除外

家族人数別の3年間総額比較
| サービス・条件 | 月24L | 月36L | 月48L |
|---|---|---|---|
| エブリィフレシャス tall | 118,800円 | 118,800円 | 118,800円 |
| ハミングウォーター | 118,800円 | 118,800円 | 118,800円 |
| クリクラ ベーシック | 142,560円 | 205,560円 | 268,560円 |
| アクアクララ 2年割 | 156,240円 | 214,560円 | 272,880円 |
| うるのん 2年プラン | 156,240円 | 234,360円 | 312,480円 |
エブリィフレシャスとハミングウォーターは月額3,300円×36か月で計算しています。ハミングウォーターの初回出荷手数料など、申し込み時に発生する費用はキャンペーンで変わるため表から除外しました。
クリクラは12Lボトル1本1,750円と月460円のサポート料、アクアクララは12Lボトル1本1,620円と月1,100円のサポート料、うるのんは12Lボトル1本2,170円・Forma利用で計算しています。
1人暮らし・月24Lの比較
月24Lでは、浄水型2社が3年間118,800円、クリクラが142,560円です。差は3年間で23,760円となり、1か月あたりでは660円です。
浄水型は水道水をタンクへ補充する手間があります。クリクラは自宅まで水を届けてもらえ、契約期間なしのベーシックプランなら解約違約金もありません。1人暮らしでは、料金差だけでなく給水の手間と解約しやすさも判断材料になります。
2人世帯・月36Lの比較
月36Lになると、定額制の浄水型と宅配水の差が広がります。エブリィフレシャス・ハミングウォーターは118,800円、クリクラは205,560円で、3年間の差は86,760円です。
飲み水だけでなく、コーヒー、お茶、炊飯にも使う家庭は36Lに達しやすくなります。使用量が増えてもサーバー料金が変わらない浄水型の強みが出やすい水準です。
3~4人家族・月48Lの比較
月48Lでは、浄水型2社の118,800円に対し、クリクラは268,560円、アクアクララは272,880円、うるのんは312,480円です。
料理やミルク作りまで水を使う家庭ほど、定額制のメリットが大きくなります。一方、宅配水には、水を運んでもらえる、天然水やRO水を選べる、未開封ボトルを備蓄しやすいという価値があります。
3年間総額が安い浄水型2社
エブリィフレシャス tall
月額3,300円で、冷水・温水・常温水・再加熱などを使えます。機能の豊富さと定額料金のバランスを重視する家庭に向いています。
ハミングウォーター
月額3,300円で、1日10Lまで浄水できる設計です。家族で水を多く使う方、料理にも気兼ねなく使いたい方に向いています。
宅配水3社は何に料金を払うのか
| サービス | 水の種類 | 料金以外の主な価値 |
|---|---|---|
| クリクラ | RO水 | 専門配送、年1回のサーバー交換、契約期間なしプラン |
| アクアクララ | RO水 | 注文ノルマなし、設置、定期メンテナンス |
| うるのん | 富士山麓の天然水 | 天然水の味、未開封ボトルの備蓄性 |
価格だけなら浄水型が有利ですが、給水作業を避けたい方や、水道水由来ではない水を選びたい方には宅配水が合います。
総額に含めていない費用
- 電気代
- 浄水型で使用する水道代
- 北海道・東北などの地域別送料
- サーバー機種別の初期費用
- 期間限定キャンペーンの割引
- 途中解約時の契約解除料
特に短期で解約する可能性がある場合は、月額差より解約金のほうが大きくなることがあります。契約期間・解約金が安いサーバー比較も確認してください。



よくある質問
- 1人で月24Lは多いですか?
飲み水だけなら余ることがありますが、お茶、コーヒー、炊飯、料理にも使うと消費しやすくなります。まず普段のペットボトル購入量から見積もりましょう。
- 浄水型は本当に水を使い放題ですか?
月額は定額でも、カートリッジには総ろ過水量や1日あたりの使用目安があります。水道代も別途かかります。
- 天然水と浄水型はどちらがおすすめですか?
料金と使用量を重視するなら浄水型、天然水の味や備蓄性を重視するなら宅配型が選びやすいです。水の違いは天然水とRO水の違いも参考にしてください。
- キャンペーンを含めると順位は変わりますか?
初月無料やボトル無料で初年度の負担は変わります。ただし、期間限定特典は変動するため、この記事では通常料金を中心に比較しています。
まとめ|家族が多いほど定額制が有利になりやすい
月24Lでは宅配水との価格差は比較的小さいものの、月36L・48Lと使用量が増えるほど浄水型の定額制が有利になります。特に料理まで使う3~4人家族は、3年間で10万円以上の差が生じるケースがあります。
総額だけでなく、水の種類、給水の手間、備蓄性、契約期間を含めて、自分の家庭が納得できる費用かを判断しましょう。








